だめだと分かっていても、一度火が付くと、抜け出すのはなかなか難しいのが不倫の恋。既婚者の相手に嫌われたくなくて、いつの間にか「都合のいい女」と化していた…なんて状態に陥ってしまう女性も少なくないでしょう。
今回は、20代の学生時代に、不倫の恋で思い悩んでいた女性の体験談についてご紹介します。
きっかけはバイト先での出会い
20代のころ、私は好きになってはいけない人のことを好きになってしまいました。相手は、アルバイト先の社員でした。
大学生だった私は、学習塾でアルバイトをしていました。そこにいたのが、教育係のA先生です。A先生は私より一回りも上の先生で、アルバイトの教育指導をする係となっていました。
希望していた大学に無事に合格したことに浮かれ、うきうきした気持ちで始めたアルバイト。しかしながら学習塾は、必死に勉強をする子供たちに指導をしなければいけない場所であり、私たちアルバイトは早速その教育係の先生に怒られる羽目になってしまいました。
大学生にもなって、自分より年上の人からあれほどまでに怒られる機会なんて、あの時を除いては今までのところなかったのではないかと思うくらい、私たちは怒られました。そのことがきっかけで、アルバイトをやめてしまった同期もいたほどでした。
でも私は、その姿を勘違いしてしまったのです。当時の私には、生徒たちのことを思って、熱く働くキラキラした大人としてその先生の姿は映りました。学習塾で教えていた生徒に愛着を持ち始めたこともあるのですが、それからというもの私は、その先生に認められるために、その先生から好かれるために、アルバイトに打ち込み始めました。
既婚者だとはわかっていたけど止められず
そして、どうしたら生徒にうまく指導することが出来るのかを相談したいという名目で、先生に指導を仰ぎ始めたのです。指導は長い時間に及び、私たちは外で食事をしながら指導を仰ぐようになったのです。
次第に私は、個人的な相談をするようになりました。自分のこと、家族とのこと、恋愛のこと。いつしか私は、彼に恋愛関係に類する感情を抱き始めたのです。そしてとうとう、私たちは一線を越えてしまうのです。
既婚者であるA先生を好きになっても、どうしようもないことは分かっていました。でも、私は若く、未熟で、彼がすべてだったんです。
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教育熱心な先生の裏の顔は……
でも、彼の熱心さの裏側には、支配的な側面もありました。だんだんと、交友関係、帰宅の時間、経済的な側面で束縛をされるようになり、それに反抗すると怒られるという負のスパイラルが始まってしまったのです。「お前なんて価値がない」「交際してやっているだけありがたいと思え」と異様なセリフを毎日のように刷り込まれていき、私は自分でうまく物事を考えることが難しくなっていきました。
そんな状態が続く中で、周りの友人はそれぞれ大学生らしい楽しそうな恋愛を始めていきました。そんな彼らの姿を見ている間に、ようやく私の目が覚め始めたのです。
そこからは、行動に移しました。アルバイトをやめ、連絡先を変え、逃げるように彼の前から去っていっきました。後になって思う、彼は自分の言うことを聞く人形が欲しかったのだと思います。自分を肯定してくれる存在がいないと、不安に押しつぶされそうになっていたのだと。その不安に脅かされると、誰かを攻撃せずにはいられない人なんだろうと。
そんな彼からは、逃げることしかできませんでした。
不倫体験を振り返って
後から振り返ると、どうしたらよかったのか、今でもよくわかりません。
でも、恋愛は、1対1で行うものであって、相手を否定することで続けるものではないんだと、大人になった今、心から主張することが出来ます。自分を大切にするということについてじっくり考えてみることがとても大切だと思いました。
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